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NAMIMONOGATARI2021の動画をみました

北海道からこんにちは。瀬田と申します。

 さっそくですが動画みて驚愕しました。

youtu.be

 

こりゃすごいわとしか言いようがないですよね。

消去法的にフジロックは最大限の努力をなさっていたということなんですね。

まさかこんなのが出てくると思ってないのでフジロックに悪態つくみたいな書き方をしてしまいましたが、自分自身もちゃんと下調べをしてから書くべきだなと反省しました。

 

運営会社からも謝罪コメントが届いています

お詫びと経緯のご説明

この度はNAMIMONOGATARI2021の開催にあたり、地域の皆様、全国の皆様、関係者の皆様そして、今まで音楽業界、イベント業界を支えてきて頂いた関係各位の皆様に多大なご迷惑、ご心配をおかけしてしまった事を深くお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした。
以下、イベント開催までの経緯としてご説明致します。
今年の3月に開催を発表し、開催に向けて準備をしておりました。準備が進んでいく中、8月18日までの10日前までの時点で、今年の開催が可能な事、過度な飲酒でなければお酒の提供も可能という状態で愛知県から話を頂き、10日前から会場の設営に入りました。
そして、その日から常滑市が蔓延防止重点処置地域に指定され、人数制限が5000人へと縮小されました。その時点でチケット販売が5000枚を超えていた為、愛知県の指示に従い、8月20日でまずチケット販売を終了し、毎年行ってた子供向けプロジェクトの中止を決めました。その時点で売れているチケット枚数に関しては入場可能という指示も同時に頂きました。この時点で酒類の販売の自粛要請も頂いていましたが一部キャンセルできない物を販売しますと愛知県担当者に報告をし、過度の飲酒にならない様、お一人様二杯までとし、アルコールはアルコールチケットで販売をし杯数の管理をしていました。
そして会場内の感染予防対策として、ソーシャルディスタンスステッカー、エリア外飲食の禁止、飲食時以外のマスク着用のお願いなど、イベント会場内でその期間できる範囲以内の対策を講じました。その後、8月27日イベントの前日に緊急事態宣言が愛知県に発令されてしまいました。イベント当日を翌日に迎え、全ての準備が終わっていたタイミングでした。そのタイミングでイベントを中止や延期にする事が物理的にできませんでした。
蔓延防止重点処置地域になった時点でチケットの販売を止めるという事がその時点でできる大きな対策の一つでした。
しかし、イベント当日は8000人を超える観客が来場し、ソーシャルディスタンスは守られず、常に密な状態になってしまいました。主催者側としてはアーティストの入れ替わりの全ての間にナレーション付きの注意喚起の説明を流し、会場のメイン大型画面には注意喚起として、

①会場内は必ずマスクの着用をお願いします

②お客様同士ソーシャルディスタンスをお守りください。

③声を発しての鑑賞はご遠慮ください。

④飲食などでマスクを外す際は声を発さないようにお願いします

⑤飲食は決められたエリアでお願いします

⑥体調が悪くなったら遠慮せず係員に申し出ください。

熱中症対策の為小まめな水分補給をお願いします。

と言った文書を表示しナレーション付きでお客様に直接認知を促していました。また、フロア地面には1メートル間隔のソーシャルディスタンスシールも貼っていました。途中改善されない状況を重く捉え、司会からの強い注意喚起としてマスクをしないとイベントが中断になってしまうとの事も促してはいましたが、結果として、大規模な音楽イベントの感染予防対策に対する認識の甘さが全国の皆様に多大なご心配をかけてしまった事を心より深く反省致しております。
今回、全出演者の方には会場到着後、関係者含む全員に抗原検査の実施も協力して頂き楽屋もちゃんと分けて、しっかりと感染予防対策にご協力して頂いていたにも関わらず、この度、このようなご迷惑をおかけしてしまった事を心よりお詫び申し上げます。全出演者、関係者の皆様、この度は誠に申し訳ありませんでした。
今回の出演者はイベント制作には一切関係ありません。全て制作会社の弊社に責任があります事、よろしくお願い申し上げます。

© office keef Co.,Ltd 2021

 

同時期に開催された@JAMというアイドルフェスがあったのですが素晴らしくソーシャルディスタンスが保たれていてこれこそ理想的な形だったのではないでしょうか

 

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どこの運営も人流の流れのコントロールがきかないフェスに対して感染予防対策は万全だったと言い訳しがちなのが笑えますが多分本気じゃないですよね。

 

あと謎なのが人数制限が5000人に縮小されたにもかかわらず当日は8000人も来場してしまいましたというくだり。チケット販売分に対しては入場可能と許可をもらっていたと書いてありますが、当日券が何千枚も売れるとは思えませんのでこの時点で8000人の動員はほぼ予測がついていたはず。

ということはいくら入場可能と県から言われていても人数制限の上限数を大幅に超える動員に対する予防対策の拡大は検討するべきだったでしょう。しかしこの運営会社は売上の前には背に腹はかえられないという思いだったのかあえて無視を決め込んだ形なんだろうというところでしょう

 

出演はイベント制作に一切関係ありませんと弱々しくフォローしていますが、出演者がいるからイベント成立するわけですから一切どころか出演を承諾したミュージシャンは批判されるべき存在だと思います。有名なZeebraさんがこれまた弱々しくコメントしていますね

 

8000人も一箇所に押し寄せて酒飲みながらおしくらまんじゅうしてる観客を前に消毒液だの注意を促すだのバカすぎるというか、むしろそのルールを破ってる若者にヒップホップの精神が息づいていて素晴らしい感動すらしてるんだろうと思いますよ 

 

 

 

こういうのをみていると音楽の怖いところと言いますか。

音楽イベントを盾にして集団心理が働くのはもう本当によくないですよね。

あと普通に残念なのが音楽に関わっている人間は反社会勢力の片割れみたいにみえてしまうことですよね。本来なら人の助けになるはずの音楽の存在が悪しき人間の手によって歪められていることは非常に痛ましいことだと思います。

 

2021年8月は今後の音楽のあり方を考える上でもひとつの象徴的なひと月になったなという印象です

 

 

下手なdisりでお茶を濁してしまいましたがヒップホップ自体は素敵なジャンルだと思っています。色々好きな曲はありますがこれを聴いた時の「攻撃的」じゃないグルーヴがかっこいといいますか、ビートがイケてる感じにずいぶん衝撃を受けたことを今でも覚えています。韻シストはさらにバンドスタイルでライブもめっちゃいい。

フリースタイルダンジョンZeebraがDJセロリかませっていってるやつしか普段見ることないですから韻シストの存在も超かっこいいです。ファンキーなフレージングも最高。個人的にはアジカンより全然推せます

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