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梶山経産相 フジロックへの補助金「問題ない」←はい問題ないと思いますね。ただ有観客が条件だったとするとちょっと見過ごせないですよね

news.tbs.co.jp

 

実際なんの補助金だったのかもう少し見てみると

 

フジロックなど野外フェスティバルの開催は、国もサポートしています。

経済産業省は、新型コロナで中止や延期になった音楽や演劇などについて、今後実施する事業者に公演費用の一部を支払う補助金、J-LODliveを設けました。

運営費や感染対策費などが対象で、1公演あたりの上限は5000万円。

フジロックの場合、3日間で1億5000万円が交付決定。

今後、実際にかかった経費に応じて支払われる予定です。 

News Up フジロックから考える コロナ禍の“分断” | 新型コロナウイルス | NHKニュース

 

ということらしいです。ただ気になるのがこの続きでして

 

経済産業省の担当者
「国としても事業者や自治体との間に立って、関係者の理解を丁寧に得ながら、公演が開催できる道を探っていきたい。今後、感染が収まっていくことが前提になるが、屋外、屋内、人数などさまざまなパターンごとに、どのような感染対策をすれば安全に開催できるのか、実証実験を重ねながら、データを採っていきたいと考えている」 

News Up フジロックから考える コロナ禍の“分断” | 新型コロナウイルス | NHKニュース

 

こちらの募集要項を斜め読みしてみてもそのような内容は特に記載もなく、一体どこからこんな話が出てきたんだろうと思います。

https://www.vipo.or.jp/u/J-LODlive_youkou.pdf?210706

 

 

補助金の助成はなんら問題ありませんし、そう言う事情で他のフェスがバタバタと中止している中官民巻きこんで開催の準備をしてきたフジロックの主催者の尽力は計り知れないものだと思います。むしろ中止されたイベントについて補助金の申請まで手を尽くしてまで準備していたのかどうか疑問すらあります。

 

ただ、この時期に有観客じゃなかったらならなかった必然性がまるで感じられないことと十分な説明がなされないまま開催されたことが国民の怒りを買っていることが大問題なわけです。

 

news.yahoo.co.jp

 

前回も書いた通りこんなことになるなんて火を見るよりも明らかなわけでフェス開催のためにご苦労されたとは思いますがまあやっぱりやって失敗だったのでしょうね。

生活や人生を賭けてやっとの思いで開催したイベントをこんなにこき下ろされて関係者のみなさんの心情たるやどのようなものなのでしょうか。

 

今年の「強行開催」を起点として来年以降の運営に大きな支障がでるのではないだろうかと心配になってしまいます。そこまで見据えた行動だったと言えるのか甚だ疑問が残ります。

 

ついでにちょこっと触れますが有名ミュージシャンの後藤正文さんがダサいと散々な目にあっていますが、8月25日付の朝日新聞のコラムに面白い一文を発見しましたので一部引用します

 

 職場の存続をかけた営みと、莫大(ばくだい)な税金を投入した国家的なイベントを同列で比べることはできない。だからと言って開き直るわけにもいかない。1年半の仲間たちの苦境、地域住民の不安、医療関係者の努力、社会のために自粛された様々な活動、そのどれもを思って、胸が苦しい。

 

マヒト・ザ・ピーポーさんの時も思いましたがさすがミュージシャンの方達って文章力があると言いますか。いわゆる「胸に刺さる」表現というものに長けているなと。

作詞のセンスが光っているわけですね

 

まあ要は

「音楽イベントを主催している仲間たちは経済的にギリギリな中自分たちの食い扶持をつなぐ為に戦っているのに対してオリンピックは税金がジャブジャブと投入されて私たちのようないち国民を切り捨てているようにしかみえなくて不満だ」

 

というようなまあありがちな論法をちょっとかっこいい感じで綴ってますよということですね。

 

確かにこのくだりはフジロックに限っていえば補助金ってつまり税金ですから莫大かどうかはわからないですが9000万円投じられた事実を前にすると相当誇張して表現しています。果ては事実誤認にもあたるのではないかなと思いました。ていうかそういう運営状況を取り巻く情報を特に調べるわけでもなくなんとなく雰囲気で語っているのでしょう

 

しかし多くの人を盲目的に陥れているなんとなく左翼っぽい雰囲気って一体どこから湧いて出てきているのだろうかということには結構興味があります。

 

毎回頭に浮かんだ文章を散文的に書き殴ってるので毎回読みにくいことと思います。すみません。精進します。

 

最後にアジカンの勇姿をもう一度見返してTwitterで息巻いてないで音楽活動にまた直向きに打ち込んでいたであろうこの頃に戻ってくれないかなとお祈りして終わることとします。後藤正文氏の15年後に大炎上する未来ことにまだ気づいていないちょっとオタクっぽいいでたちは実にGoodだと思います

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